萬湯奔想>黒部アルペンルート・安曇野・上高地・新穂高・白骨温泉の旅-3

 

黒部・アルペンルート
安曇野・新穂高の旅
3日目

2001年8月


上高地 朝

午前5時頃より白々と夜が明けます。梓川の表面には薄霧がかかって神秘的です。幸い雨は夜半に止んだようでした。

早朝の上高地;小梨平キャンプ場

朝食は・・・・。忘れた。何食ったっけ・・・・。上高地には泊まりに来ただけで観光に来たわけではないので さっさとテントを収納してバスターミナルに行きます。

大正池くらいまでは歩いても良かったのですがテントなどの荷物があったので辞めておきました。先ほどのご家族は キャンプ道具は携帯のキャリアに乗せて引っ張ってきたそうです。次回より見習いたいと思います。バスは登山客が中心で半分以上が空席でした。


白骨温泉・泡ノ湯

龍神の滝バスで沢渡に戻ると 続々と観光客が上高地に向かっています。バスは寿司詰め状態で ご苦労様という感じです。車に乗って沢渡から上高地方面へ進み 途中より県道白骨温泉線に入ります。この道は12月上旬から4月中旬まで通行止めになります。

白骨温泉郷に入る直前に 龍神の滝があります。道のすぐ横の斜面の上部にぽっかりと鍾乳洞が口を開けており そこから地下水路が流れ出て滝となっています。

白骨温泉郷はwebで活発に宣伝活動をしている温泉郷ですので 是非ホームページを見てください。写真を拝借させて頂きました。

白骨温泉旅館組合公式ホームページ

白骨温泉郷は乳白色のお湯ですが みくりが池温泉と異なり石灰岩由来の色です(みくりが池温泉は硫黄由来です)。湯ノ花(沈殿した炭酸カルシウムが主体)が多く 湯船の隅の方はヌルヌルしてなれない人は気持ちが悪いと思います。昔は、白船と書かれ「シラフネ」とも呼ばれていました。それは、浴槽の内側が石灰分の結晶で白くなることから名付けられたいいます。

公衆浴場ところが、大正2年、中里介山の長編小説「大菩薩峠」(白骨の巻の中で白骨と呼ばれた)ことからこの温泉が一躍有名になり小説に記された「白骨温泉」がそのまま一般通称となってしまったことは有名です。

10件ほどの温泉宿がありますが 殆どの宿で外来入浴が可能です。白骨温泉観光案内所(と言っても小さな小屋ですが・・・)の前の階段をしばらく降りると公衆浴場もあります。男女別で男湯は道路から見下ろすことが出来 丸見えです。
(入浴料 :500円 営業時間:10:00〜16:30バス停白骨温泉から歩いてすぐ!)
(7-8月/9:30〜17:00,冬期休業/11月下旬〜4月下旬)

白骨温泉で混浴なのは泡ノ湯だけです。(内湯もあります) 泡ノ湯は他の温泉宿と少し離れた場所にあり車でないとしんどいと思います。外来入浴時間も午後1時30分頃までと短く その為度々前を通り過ぎる機会があったにもかかわらず 入浴するのは今回が初めてです。

白骨温泉...__泡の湯__...こころ溶かす山里の宿
〒390-1515
長野県南安曇郡安曇村白骨温泉
TEL:0263-93-2101
FAX:0263-93-2339

入浴料は高めです。泡ノ湯にはもう一つお風呂があるのですが なんと別料金です。ちょっとサービスが悪いですね。

館内の施設(こっちが有名)
料金
800円
入浴時間
AM10:30〜PM1:30

定休日

不定休

外来専用入浴施設(最近出来たようです)

料金

800円

入浴時間

AM9:00〜PM5:00

定休日

不定休

盗撮!!??脱衣所は勿論男女別ですが簡単なものです。女性の方は 脱衣所の中から露天風呂に入れますので 風呂に出入りする際に裸を見られる心配はありません。また風呂自体はそばを通る道から覗けますが お湯は白く濁って透けて見えません。ただし水着は禁止されています。お湯はかなりぬるくボイラーで再加熱しているようです。その為硫黄臭はかなり無くなっています。

混浴ですので 例によって嫌がる息子を強制的に風呂に入れてしまいます。でもやはり嫁にしがみついて離れようとはしません。2歳前なので仕方ないかな・・・・。入浴料が高いのが難点ですね。


上高地・乗鞍スーパー林道

白骨温泉からスーパー林道に入ります。この林道は土砂崩れや雪崩で頻回に通行止めになります。現在でも各所で補修工事や大規模な防護ネットを取り付ける工事をされていますが 果たしてそこまでして維持する必要のある道路でしょうか?滅多に車は通りませんし安房トンネルが開通した今では そちらの方が早いかもしれません。各地の砂防工事もそうですが 地元へお金を落とすための公共事業といった側面があるのではと勘ぐりたくなります。平湯峠まで道路ですが 30分間にすれ違った車は2台だけです。

これがスーパー林道の一般的な風景です
1枚の写真。まるでどこかの被災地の写真のようですが スーパー林道ではこのような風景が当たり前です。ガードレールは常にずたずたです。道路には落石が散見されます。

鉄板もボロボロ
2枚目の写真。橋の横の手すりはデザインで逆アーチ型をしているのではありません。元々は奥のように水平ですが落石の為に下側にへし曲がってしまうのです。手前に至っては落石で鉄板がぶち抜かれたり引きちぎられています。なんせ年中補修工事をしています。


平湯温泉・高山ラーメン?ん??

スーパー林道から安房峠を経由して平湯温泉に入ります。午後2時頃です。まず平湯バスターミナル前の郵便局で預金を下ろし資金を補強します。ATMはありません。

ここで宝ラーメンという店に入ってみました。ところが稀にみる酷い店でした。”いらっしゃい””お待たせしました。””ご注文は何にしましょうか””お会計は○○円になります。””ありがとうございました”等 当たり前の会話が一切ありません。テーブルには前の客がこぼした麺が転がっており 冷水やおしぼりなども持って来ません。しかたなく自ら冷水を汲みに行っても”すいません”もありません。ラーメンも不味く 食べるのが苦痛でした。醤油をお湯で薄めて胡麻油と化学調味料をぶち込んだようなスープです。食べ残して出てきてしまいました。

後ほど平湯から高山に向かう途中のラーメン工場で食べたラーメンも不味かったので 高山ラーメン自体が私達に合わないのかもしれませんが(関東と関西の味覚の違い?)・・・。


新穂高温泉

あんなラーメン屋 入るんじゃなかったと後悔しながら平湯温泉-新平湯温泉-栃木温泉と通過して新穂高温泉に到着しました。ここで恒例となっている写真を撮ります。ここで写真を撮るのはこれで3回目です。

穂高温泉のモニュメント?

このモニュメントの直ぐ右側には駐車場があり そこに車を停めて河原にある露天風呂に入ります。ここの露天風呂は無料(寸志)で混浴です。私の一番のお気に入り温泉です。


橋を渡って川の対岸に移ってから河原へ降りるのですが 前にも書きましたが この橋からは露天風呂が丸見えです。水着着用は許容されていますので女性の方の臆せずに是非入っていただきたいですね。

ところで 今回初めて気が付いたのですが ガキ共とその母親と思しき人々が川で泳いでいました。8月とは言えども ここは水温は非常に低いはずです。しかし彼らはプールで泳ぐかのように楽しんでいるように見えます。寒中水泳大会ではないようです(笑)。

脱衣所の裏側から川辺に降りることが出来ました。川に足を入れてみると なんとお湯です。しかも35度から40度の良い湯加減です。流石に川の中央部は水が冷たいですが 河原の数カ所から自然に温泉が噴きだしているようでした。いやー極楽です。具体的には右の写真の下半分は湯船同然です。是非川辺まで降りてみてください。

前回の平湯・新穂高温泉ツアーでも入浴しましたが その時と比較して幾分か綺麗になったような印象で お湯の温度もちょうど良くて快適でした。硫黄臭も何とか合格点で これでお湯が白濁していたらもう言うことはないのですがね・・・・。

息子も怖がっていましたが しばらくすると慣れて楽しんでいるようでした。普通の湯船より河原の方がお気に入りのようです。子供は体温が高く少しお湯の温度が低めの方が良いのでしょう。

途中から雨が降り出してまたもや土砂降りになってしまいました。温泉から駐車場までは 歩いて2分程ですが 雨量が多いので服がビショビショになりそうです。裸同然で駐車場まで行けば服が濡れませんが 温泉の前の道は交通量こそ少ないとはいえ幹線道路で定期バスも通ります。どう考えても変態にしか見えません。傘を持ってくるべきだったと後悔・・・・。しばらく雨の中 温泉につかって耐えているとますます雨は激しくなり 新しく来られた方などは傘をさして湯船に入る奴までいます。30分ほど待ちましたが止む気配はなく 私たちも茹で上がりそうになったので 小降りになった瞬間を見計らって駆け足で車まで戻りました。


高原川オートキャンプ場

車で栃尾温泉のT字路まで戻ります。そこに生協があるので今夜の食料を買い込みます。レトルトカレー・インスタントご飯(玄関開けたら・・・・)・ビール・肉等々。

それらを車に積み込んで生協の裏側にある高原川オートキャンプ場に入ります。ここは最近出来た場所のようで施設もまだ綺麗です。元々は工場だったのかな?露天風呂や炊事場・トイレ・避難所も完備していますが すべて古い建物を改造して造ってあります。キャンプ場に着いた頃には雨は上がってしまいました。

テントサイト

今回は受付できちんと料金を払って入場。他に利用客は3組ほどしかいません。ターフをレンタルしましたが張るのに意外と苦労しました。露天風呂(無料)は無色透明で硫黄臭も少ないです。ボイラーで再加熱していますが全体として悪くはないです。以前夜間に忍び込んだオートキャンプ場(道の駅上宝オートキャンプ場)も直ぐ近くですが料金はそこより安めです。

夕食は袋入りラーメンと焼き肉・ご飯等。うーん 不味いラーメンを食った後なので出前一丁塩ラーメンが激美味です。

夜は上高地より標高が低いので大丈夫だろうと思っていましたが やっぱり寒くて堪りません。車を横に止めてあったので車内で寝れば良かったのですが 寝ぼけていたのでそんな知恵も働かず朝まで我慢してしまいました。うう 辛かった。

高原川オートキャンプ場;0578-9-3380