萬湯奔想>奥飛騨・穂高の旅−3日目

 

1999 奥飛騨・穂高の旅 3日目

上高地観光のはずが

翌朝も朝食前にお風呂に入ります。朝食は印象ありません。いまいち。

昨晩は激しい雨でしたが 今日の空模様は曇りです。精算して平湯バスターミナルに行きます。今日の目標は上高地です。

マイカーはバスターミナルには駐車できません。安房峠方面の神乃湯近くに公営の広い駐車場(1日500円)がありますので そこに車を止めて無料シャトルバスで平湯バスターミナルに戻ってくるわけです。無料シャトルバスの中で発車を待ちます。”むむむむっ!!!ひらめいた!!!”

予定変更!!無料シャトルバスから降りて S-MXで新穂高方面に向かいました。

 

新穂高ロープウエイ

新穂高温泉から千石平までの全長3,200mを2台のロープウエイで結ぶロープウェイは、その高低差は1,039m。その距離を中継地をはさんでわずか10分ほどで運んでくれる東洋一のロープウエイです。

2つ目のロープウエイは2階建てになっており120人を一度に運んでくれます。観光シーズンかなり混み2時間待ちとか聞いていたのですが閑散としていました。料金は往復2800円。

かめそんのひらめきとは ”ロープウエイと徒歩で 西穂高岳を越えて上高地に行く”でした。かなり無謀なようですが 天気さえ安定していれば十分可能です。ロープウエイ山頂駅は標高2000メートルで200メートルも上れば西穂高山荘があります。そこから直線距離で1.5キロ標高差で600メートル下れば上高地に着くのです。

が 山頂駅に着くと猛烈な雨です。ひるまず売店でカッパを購入。登山道入り口に行きましたが断念しました。足場がズルズルで転ばずに行けそうもありません。完全な登山装備をした方々も次々と諦めて引き返してきます。うー残念。諦めて引き返します。下に降りると雨は降っていません。

 

新穂高の湯

新穂高から中尾温泉への道が分かれる付近。砂防博物館近くの蒲田川河原に露天風呂があります。この湯は旧中尾橋の真下にあり、清流の中にある温泉で仕切りはいっさいなしの混浴。橋の上からは丸見えだが、爽快さは天下一品。直ぐ横を川が轟々と流れています。女性はバスタオルを巻くか水着が良いでしょう。更衣室は男女別々です(狭い)。湯温はぬるめで色は半透明です。夜間は入れません。おじさんが多いですがカップルも結構次々来ます。一度に50人入れるそうです。

 

中尾温泉

”新穂高の湯”の駐車場の直ぐ側に写真のような大きなノレンがあります。大学時代に訪れたときもノレンこそ違いますが 同じ様な感じです。

この右手側にある道路を登っていくと中尾温泉になります。乗鞍温泉以外ではこの中尾温泉が唯一洋風の温泉街です。ペンションやコテージがあります。

ここのチロリ庵に泊まったことがあります。当時は露天風呂は1つだけでしたが改装されて男女別と貸し切り風呂が出来たみたいです。チーズフォンデューを食べた記憶があります。和風の旅館はどうも....と言う方は予約されてみてください。インターネットから予約できるみたいです。

リゾートイン ちろり庵
TEL 0578-9-2646
〒506-1422 岐阜県 
吉城郡上宝村新穂高温泉

 

乗鞍スカイライン

気を取り直して平湯バスターミナル近くの飲食店でざるそばを食します。その後平湯峠の旧道に入り乗鞍スカイラインに入ります。平湯峠の旧道は安房峠ほどではありませんがヘアピンが連続しているので運転に注意が必要です。

乗鞍スカイラインは一般車が通行できる道路としては日本で最高高度(2700メートル)にあります。シーズンになると車が数珠繋ぎになるそうです。私が行った時期は梅雨の終わり頃ですので車はまばらです。

乗鞍スカイラインホームページ

しばらく上ると 予想通りというか雲の中に入ってしまって視界は10メートルぐらいになります。料金所を過ぎると道はまっすぐになり天気が良ければ眺めが非常にいいのですがこの日は全然駄目でした。

乗鞍スカイラインの終点”畳平”についても視界は改善せず時折小雨が降る中を散策しました。このあたりには真夏でも所々雪が残っています。畳平駐車場の隣にそびえる魔王岳を登ってみました。ここは駐車場から10分で山頂に行けます。

写真はどこかの被災地の写真じゃなくて畳平のお花畑で撮ったものです。このあと近くの肩の小屋まで登ってみましたが 途中から悲惨な大雨になりひどい目に遭いました。

乗鞍岳登山道ガイド

逃げるように畳平を後にし長野県側の県道乗鞍岳線(エコーライン)で下っていきます。ここは乗鞍スカイラインに匹敵する眺めの良い道路です。途中から乗鞍スキー場の中を通過します。

麓の鈴蘭まで降りると突然ペンションなどが立ち並ぶ雰囲気の異なるリゾート地になります。

乗鞍高原は冬はスキー場として賑わうが、春は花、夏は緑、秋は紅葉の中を探索する人、サイクリングを楽しむ人など、レクリエーションの場としてシーズンを通し自然に恵まれたリゾート地だ。鈴蘭から少し下っていくと左側に上高地乗鞍スーパー林道の料金所がある。

 

白骨温泉

乗鞍高原から白骨温泉へはこのスーパー林道を走る。ここは珍しいわずか7kmの有料林道で普通乗用車420円だ。白骨温泉までの道のりはアップダウンこそあるがまあ普通の山道だ。

白骨温泉は昔は湯の石灰分が多く 湯槽の内側が結晶で白くなることから“白船”と書き“しらふね”と呼ばれていた。白船が白骨と呼ばれるようになったのは、大正2年、中里介山の長編小説「大菩薩峠」の中で“白骨温泉”と書かれたことからという。

泉質は単純硫化水素泉で硫黄臭がある。神経系統や婦人病に効果があるが、特に胃腸病に不思議な効き目があるとか。

一番有名なのが「泡の湯旅館」で 祝祭日はかなり前から予約が一杯です。内湯は男女に別れていますが、大露天風呂は混浴でホテルや道路からも所々覗けます。しかし乳白色の湯ですので浸かっていれば全然見えないから安心です。宿泊客だけでなく入浴だけの方々もたくさん訪れます(AM10:30〜PM1:30時間限定)。私も是非一度泊まってみたいものです。

泡の湯旅館のホームページ

 

スーパー林道

白骨温泉を後にして再びスーパー林道に入る。白骨温泉から安房峠までは前半と違って少しハードだ。車高の低い車は雨の後には行かない方がよいでしょう。

度々土砂崩れがあり通行止めにもなる。一応舗装してあるが 大小の落石が転がっていて土石流や鉄砲水の爪痕が随所に生々しく見られます。たとえば道路のガードレールはグニャグニャに曲がっています。走り屋がぶつかって曲がったのではなくて落石・土石流などによるものです。曲がっているだけならいいですがもぎ取られたりして河原に転がっている事もありました。

至る所に沢や滝があり梅雨のシーズンにはスリルのある運転が楽しめます。以前通ったときは道路が滝の一部になっていました。機会があれば白骨温泉-安房峠間を通ってみてください。

スーパー林道の出口は安房峠の途中にあります。14連続ヘアピンの7番目ぐらいだったでしょうか?。私たちはそのまま連続ヘアピンの一番下(上高地への入り口がある)まで降りて安房トンネルで平湯に戻りました。ここの安房峠の連続ヘアピンも相変わらず凄いです。

 

ひらゆの森

平湯パスターミナルのやや西側にひらゆの森という公衆浴場があります。男女別々でそれぞれ趣向を凝らした6個くらいの露天風呂があります。

温度もまちまちで硫黄の臭いやお湯の色も様々です。私の好きな乳白色のお湯ももちろんあります。休憩所や内湯もありしっかり体を洗うことが出来ます。宿泊することも出来るようです。ここはもう一度行きたいお風呂ですね。混浴はありません。

大手観光業者が撤退した空き地に 岡田旅館支配人を中心した地元の人々によって平成10年に設立されたそうです。電話0578−9−3338

 

 

奥飛騨温泉郷オートキャンプ場

栃尾温泉から上宝村方面に471号線で向かうと5分くらいで河原側にオートキャンプ場があります。道の駅も併設しているのでわかりやすいと思います。旅費の節約のため今晩はここに泊まります。食事は近くの喫茶店でカレーを食べましたが珍しくまずいカレーでした。

ここのキャンプ場にも無料露天風呂があります。混浴ではありません。またコインシャワーや売店・炊事場など至れり尽くせりです。ゲートが開いていたので勝手に入って勝手に駐車して泊まってしまいました。みんな凄い装備でキャンプに来ています。扇風機などを持ち込んでいる方もおられます。S-MXの中をフルフラットにして宿泊。お風呂は今日散々入っているので今晩は入りません。ハードな一日でした。

なぜか蛍とヒグラシとうぐいすが同時に見られます。 電話0578-9-3410