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PIONNER PD-T07S

最終更新日  2010年1月12日

 

1995年発売
当時の価格 20万円
重量 12.6キロ
幅440×奥行362×高さ140

レガート・リンク・コンバージョンをさらに推し進めたレガート・リンク・コンバージョンSを搭載したプレーヤーです。PD-T06と同じターンテーブル方式。リモコンもPD-T06と共通。

レガート・リンク・コンバージョンS自体は、廃れてしまったのかと思っていましたが、1万円前後のカーオーディオでも似たような機能を搭載しており、もう既に陳腐化してしまって、特記すべき程の機能ではないのかもしれません。

そもそも20万円のCDプレーヤーを購入するような人なら、15KHZ以上の音は老化で聴こえなくなっているはずですので、今思ってもオカルトの技術なのかもしれません・・・。長岡鉄男も20KHZ以上の音が聴こえる人が居たら是非紹介してくれなんて書いていましたが、私もその意見に賛成です。20KHZ以上の領域の音でも、相互干渉などで人間にも感じることが出来る・・・なんていう話もありましたが、その話実は元々長岡氏が言い始めたことらしく、氏自身がその後その論を自己否定されています。


最初に内部構造を提示した理由ですが、PD-T06と殆ど同じ構造なんですよね。

下側がPD-T06の内部写真です。


コンデンサーの銘柄や電源基板の素材は違いますが、
トランスや半導体など、殆ど同じです。ドライブメカも概要は同一のようです。
5万円の価格差は微妙かも。PT-T06がお買い得なのか?


キャビネットは、しっかりしており、PD-T06と比較しても高級感がある。


リアパネルには別ケースにバランス出力がある。別ケースに入れてシールドした・・・・というより、下位機種のキャビネットに、後から追加した・・・という感じ。


天板はAX-2000のような分割式で、固定箇所が少ない。
しかしAX-2000のようにスリットがない為、ビビリは少なく弊害はあまり無さそう。


DACの上になる部分には銅箔が貼ってある。


独立2トランス。前述のように格下モデルのPD-T06と同じ。
SONYなどでも、555シリーズが333シリーズと同じトランスだったことは良くあったことなので、別段手抜きというわけではない。


ドライブ部分。PD-T06には無かったカバーが装着されている。
しかし、あまり意味がないような・・・・。装飾のようなものだろうか?


簡単に点検した感じでは、ドライブはPD-T06から格段進歩はしていない印象。


DAC→アナログ出力基板。
この下にデジタル基板が設置されているが、取り外しが困難なので、デジタル基板は写真撮影していない。


コンデンサーがドカドカ搭載されていて、高級感がある。


パルスフローD/Aコンバーター付近には、赤い外装のELNA社のStargetコンデンサーが6本使用されている。


オリジナル開発のパルスフローD/AコンバーターPD2028B
これもPT-T06と同じ


手前の銅チップのしたに、レガートリンクコンバージョンSチップがあるはず・・・・。


RCAの出力段。
JRCの5532;定番のオペアンプと数個のFETで構成されており、A級動作をしているとか・・・。
コンデンサーはシルミックが使用されている。
抵抗も高価な製品が・・・。
各ブロックは銅板でシールドされている。


サイドパネルの取り外しには、6角レンチが必要。


内側にはセーム革(?)のようなものが貼られてる。


シャシーは銅メッキ


底板は2重構造で
ベースになっている部分は、樹脂製でハニカム模様。
アサヒガラス製か?


脚は一体形成で取り外しできない。化粧リングつき。


2箇所に、防振材が貼られている。


シャシー本体の底面。


電源ケーブルは4芯のOFCキャブタイヤ。取り外しは出来ない。
XLRのバランス出力部分は、後部に突出している。


カバーはダイカスト??だが、比較的軽量。
特に防振はされていない。


RCAの出力段から、信号を引っ張ってきてオペアンプで反転している・・・?ようです。1ビットDACのバランス出力がそのままココに来ている・・・可能性も信じたいですが〜


オペアンプは、やはりJRCの5532DDです。


両サイドのコンデンサーはAWFコンデンサーが使用されている。

 

音は、アダルト向きのPD-T07Sに、ヤング向きのPD-T06という感じ。
低音のパワーなどは、PD-T07Sだが、高音の伸びは、T06かな?

http://cellomori.blog88.fc2.com/blog-entry-10.html

なお パイオニアのターンテーブルドライブは、本当に読み取り能力が良いのだろうか?PD-T06とPD-T07Sは双方ともCD-Rを読むことは出来ない。発売時CD-Rが普及していなかったので無理も無いが、一方でSONYなどは更に古いCDP-555ESDでもCD-Rを再生できる。ビクターなどもXL-V1100でCD-Rは再生できていた。また通常のCDについても、CDP-555ESAで問題なく再生できるディスクが、本機では音が飛んでしまう・・・なんてことも良くある。

個人的意見ですが、パイオニア製ドライブの読み取り能力は、相当低いと思っています。CDの支持方法どうこうというより、ピックアップの制御など、もっと直接的な部分で差がついているのでしょう。アナログレコードで言うと、レコード下のスタビライザーディスクに固執して、カートリッジやアームが疎かになっているような感じでしょうか?

3000円もしないパソコン用5インチベイ用のドライブの方が余程性能が良いかも???

しかしオーディオは、見た目や意味不明の懲り様なども魅力の一つなのは事実です。
その点でこの製品は入手した次第です。

 


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