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重量は6キロ
215W×382H×199D
90dB/W/m

NS-10Mには、横置き型や防磁型、ツイーターユニット改良型など数種類の派生バージョンがありますが、基本的なことは同じです。(NS-10M,NS-10M
STUDIO,NS-10MC,NS-10MPRO,NS-10MX,)
ただしホームシアター用のNS-10MTというモデルは、バフレフ型でかなり趣向が違います。またNS-10MMとNS-10MMTという9センチウーハーを採用したコンパクトモデルもありますが、これもNS-10・・・と名づけられてはいますが、全然別のモデルです。
NS-10MT(ホームシアター用)
NS-10MM(ホームシアターのリヤ用)

SX-F3との比較

高さ、幅はNS-10Mの方が大きいが、奥行きはSX-F3のほうがある。


裏側にはスピーカーの特性が印刷されたステッカーが貼られている。

スピーカー端子は、ワンタッチ式で太いケーブルは使用できない。
NS-10M STUDIOなどは、大型のネジ締め型の端子に変更されている。

こういうシールがあるのは、昔の製品ならでは・・・です。

密閉型なので、吸音材は大量に使用されている。
実質的に、キャビネット内部は、吸音材に完全に占領されている状態。


18cmホワイトペーパーコーン
これは当時、スピーカーの振動板のコストが高く、なんとか安い材料で出来ないか?という試行錯誤の結果で、駄目だと思って試しに既成の紙で作ったら、意外と良かった・・・・ということが、このスピーカーの原点だそうです。エッジは丈夫で、経年変化にも強いようです。このコーン用のケント紙が入手困難になった為、製造中止になったと伺いました。

鉄板プレスフレーム。正面から見える部分には、プラスチックフレームに鉄板プレスの化粧板が貼られている。

ユニットは、JA-1801

3.5cmソフトドームツイーター
タンジェンシャルエッジを使用している。

ユニットの品番は、JA-0518

プラスチックフレーム

キャビネット内部
特に補強はされていない。
フロントバッフルとリヤを除く4面に、グラスウールが貼られている。

ウーハー裏に、ネットワークが固定されている。
ネットワークは、スピーカー端子板と一体化されている。

ウーハー用のハイカットコイル 1.8mH

ウーハー用のハイパスコンデンサー
日本ケミコンの10μF電解コンデンサーが使用されている。
その横の、淡い緑色のコンデンサーは、ツイーター用のローカットコンデンサー
U-CON社製のMPコンデンサー2.7μFが2本並列に接続されている。

ツイーター用のローパスコイル 0.6mH
以上 ネットワークは標準的な-12dBの回路が組んである。
アッテネーターは使用されていない。

音ですが、良く知られているように個性的な音がします。
ホームユースには、あまり適さない音かな?高域がキツイ感じがあります。オーケストラとなると、それほど苦手という感じはしませんが、弦楽器の胴体が響く感じの表現は、低域の解像度も控えめですので今一歩です。バイオリンソナタやピアノソナタとは、特に相性が悪いようで、いわゆるYAMAHAトーンを強調した感じのスピーカーで、良くも悪くも、<ローコストなモニタースピーカーとして良く出来た製品>であり、それ以上でもそれ以下でもないと思います。
MPコンデンサーを普通のフィルムコンデンサーに交換するだけで、相当キャラクターが変わって、もう使い易いスピーカーになるように思いますが、高域の強調感が無くなって、解像度の不足が目立つようになるかもしれません。この高域のキャラクターを多少改善したのが、NS-10MPROである。
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